二次試験対策（保健学科・逆転合格編）

こんにちは、医学部保健学科作業療法学専攻2年にしむんです。

二次試験の出願が始まり、志望校が確定した人も多いのではないでしょうか。

今回は保健学科を受験した私の二次試験対策を紹介します。

私はセンターリサーチD判定から合格したので、逆転合格したことも少しお伝えできればと思います。

看護学専攻、理学療法学専攻、作業療法学専攻のみなさんは

数学（文系）、理科1科目、英語

検査技術科学専攻のみなさんは

数学（理系）、理科1科目、英語

での受験となります。

検査技術科学専攻を受験する方は「二次試験対策（理系）」も参考にしてください。

私の受験科目は数学（文系）、化学、英語です。

生物に関しては検査技術科学専攻のみなさんと同様に「二次試験対策（理系）」を参考にしてみてください。

私は数学・英語が得意で、化学が非常に苦手だったので化学に重きを置いて勉強しました。

おおよそ1：1：8くらいの割合で勉強していたと思います。

数学（文系）

「神戸大学の数学15カ年」を主に使用していました。こちらは高2の頃から使っていましたが、2周ほど解いたと思います。自力ですらすらと解くことができなかった問題に印を付け、すらすらと解けるようになり、かつ、解法を人に説明できるという自信があるくらいまで復習をしていました。

神戸大学の数学の問題は良問だと言われています。そのため、背伸びをして応用問題を繰り返し練習するよりも標準問題を繰り返し解くことをオススメします。

化学

神戸大学の過去問を5年分、北海道大学・広島大学・九州大学の過去問をそれぞれ3年分、岡山大学の過去問を1問解きました。それらの大学は傾向が比較的似ており（北海道大学は少しレベルが高いかもしれません）、幅広く対策するのに向いていると思います。二次試験では4問中3問が見たことがあるような問題だったので、やっていて良かったと思いました。

有機化学や無機化学は最初で躓くと全て間違えてしまう可能性があるので、基礎の部分もしっかり復習することが大切です。センターレベルの復習もしっかりしましょう。

英語

「世界一わかりやすい神戸大学の英語 合格講座」を使用していました。自由英作文に関しては先生に添削をしてもらっていました。長文は一日に一題ほど解きました。鳥取大学や大阪市立大学など神戸大学以外の長文も読んでいました。

私は単語帳をあまり使わずに長文の中で出てきた単語を覚えるというような形で暗記していました。なので高校レベルの単語帳に出てこないようなものも覚えていたと思います。共通テストが終わってから二次試験までに新しい単語帳で単語を覚え出すのは無謀ですので、語彙を増やしたいなら長文内で出てきたものを覚える程度にとどめましょう。

私は逆転合格をしましたが、「D判定でも絶対受かるから大丈夫」などとは言えません。正直厳しいところにあると思います。それでも神戸大学を受験すると決めたなら全力で応援します。

共通テストで8割9割を取った方と戦うには、標準問題は絶対に落とすことはできません。計算ミスなどのケアレスミスはもってのほかです。「苦手な部分はそのままにして、得意な部分を伸ばそう」という考えでは合格は難しいと思います。私はその考えでセンター試験で転けました。得意な部分を武器にして、苦手な部分で足を引っ張ることがないようにそちらも伸ばすことが必要です。

苦手なことから目を背けず、今までやってきたことに自信を持って立ち向かっていってください。

体調にも気をつけながら勉強に励んでください。

不安になれば私たちにいつでも相談してくださいね。